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青年海外協力隊東京OB会 > 東京

東京都出身,在住のJICA(ジャイカ)国際ボランティア帰国隊員による、組織と活動の紹介ブログ。壮行会,講座,イベント出展,現地レポートなど。赴任・活動環境や派遣前訓練、現職,短期,シニア等の募集制度、倍率,給料,就職の実態。

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ガーナ高校生来日

2005年8月にガーナの高校生23人が、東京都国際教育研究協議会と浅井前ガーナ大使などの招待で、来日しました。高校や中学校を訪問したり、一緒に原宿や秋葉原で買い物したり、ロッテやトヨタの工場を見学したり、都立高校生とよさこい祭に参加したり、交流を深めました。
ガーナの高校生にとっては、初めての日本でした。アフリカの人々とは初めて交流する生徒が多く、お互いにいい刺戟になったようです。

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【参加学生の感想】
『もどかしさをバネに変えて』

私は、今夏外国からやってきた中高生とお話しする機会を得ました。彼らの母国はガーナ。日本語も勉強しているけれど、基本的な会話は英語だということで、その前日は少なからず不安と緊張を覚え、なかなか寝付けませんでした。

当日、彼らは笑顔で話しかけてくれました。たどたどしい英語で返事をする私へ耳を澄ませ、解りやすい説明を交えながら、「会話」を成立させてくれたのです。そこには初めて会う私への心遣いがあったように思え、嬉しくも、気を遣わせてしまったことへの悔しさを感じました。私がよく話しかけたボアテン・アメヤウくんは、高校を卒業し、ビジネスの勉強をするため、大学への進学を希望しているそうです。祖国にある城や港の写真を見せ、その歴史や場所などについての話をしてくれました。また、お祭りの写真を見せながら、アフリカ諸国の民族衣装によく見られるような鮮やかな色の衣装や、変わった髪型などついての話をしてくれました。そして私は、折り紙で百合の花の作り方を教えてあげたのです。本当にささやかなお返しだったのに、彼はとても喜んで持ち帰ってくれました。折り紙は小学校で習ったと言っていたので、きっと懐かしさもあったのでしょうが、そこにはやはり、彼の優しさがあったのだと私は思います。そんな楽しい一日の中で、ひとつ困ったことは、会話に多大なる労力を要したことです。身振り手振りを生かしてなんとか成立させられたこともありましたが、話したいこと、聞きたいことが沢山あるのに、それを相手にうまく伝えられないもどかしさが、私から離れませんでした。

彼らは私と同年代なのに、日本で見たもの、感じたものを国の将来と結び付けて考えていました。日本の高校生と、なんと意識の違うことでしょうか。日本で、自分の国を発展させよう、良くしようと考えている高校生が、どのくらいいることでしょうか。ガーナの高校生たちは、日本に対して金銭的な援助ではなく、技術的な援助を求めていると言っていました。目先の問題だけの解決ではなく、国を発展させるための根本的な解決を望んでいるのです。日本がガーナに対して一方的な援助をする側に立っていると考えられるかもしれませんが、日本の高校生が、心や精神の面で、彼らから学べるものは多いと思います。それなのに、彼らの考えをそのまま理解することが出来ない……。言語の違いというものは、重い枷のようについてまわり、自分の努力なしには取り去ることのできないものだと思えました。確かに、身振り手振りで伝わる部分もありますが、感情や考え方という目に見えないものを身振り手振りで表すのは、本当に骨が折れます。国際語となりつつある英語を学ぶことは、国際協力への手段を増やすことになると考えます。国籍、年令、立場に関係なく、色々な人の話を聞いて自分の考えを持つようになること、それが国際理解への第一歩ではないでしょうか。

もどかしい、悔しい――そんな思いが気付かせてくれたのは、国際協力にはまず、自分の思いを伝えたい、相手の考えを知りたいと願うこと、そのためには相手の知る言語を勉強し、コミュニケーションの手段を増やすことが必要だということでした。私は、あの日感じ得た楽しさともどかしさをバネにして、彼らのような外国の人々と話をし、意見を交換できる機会を心から待ち望むためにも、日々の勉強に打ち込んでいきたいと思います。それは将来、誰もがいろいろな国の人と隔たりなく接しあえるために、私が人と人との意思疎通を手助けできる人になれるよう、努力していきたいと思うからです。

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富ヶ谷フェスティバル2005

渋谷区富ヶ谷1丁目商店街で行われたは、「2005富ヶ谷フェスティバル」において、東京OB会から、交流イベント支援ならびにOB会運営費調達のためワタガシ屋出店を行いました。

平成17年度総会

JICA広尾において平成17年度の定例総会が開催されました。
今回の総会は直前に行ったパラオスタディツアー報告会の効果もあり、出席者数は昨年より増えました。またいつも参加していただいている方とは違った方々にも参加していただき、賑やかな会となりました。

今後もより多くの会員の方に参加していただけるよう、他のイベントとの複合など魅力的なな総会を考えて行かなくてはと思います。

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